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やってはいけない!介護のデザイン“あるある”

やってはいけない!介護のデザイン“あるある”

ついついやってしまう、「介護っぽい」デザインの落とし穴

CSJ介護ブランディングチーム
Care Station JAPAN

介護施設のデザインを見ていると、パンフレットでもチラシでもホームページでも、なぜか皆足並みをそろえたかのように同じようなデザインが目につきます。

 

もちろん、同じ業種のデザインですから似通うのは当たり前なのですが、不思議なのは、そのどれもが介護の魅力を正確に伝えているとは言い難い、ということです。本当に不思議でなりません。

 

なぜそうなってしまうのか。それは、本当に介護を理解していないデザイナーが作ったか、素人が作ったかのどちらかだからです。

 

そんな「なんちゃって介護デザイン」を、挙げてみたいと思います。

 

1.無駄にPOP体を使う

 

きっと、アットホームで親しみやすい雰囲気を出したいんでしょうね。ですが安易なPOP体の使用は、おちゃらけた感じにも見えます。サービスの品質がマニュアル化されていない、すごくユルい雰囲気を与えてしまうかも。

 

2.意味不明な写真が入っている

 

なぜか「空」とか「海」とか「緑」「草花」が入っているもの。ナチュラルで温かみのある印象を持って欲しいのでしょうが、自身の介護サービスの魅力が一番つたえられるTOPページやパンフレットの表紙にそれを使って、本当にいいんですか?と問い質したくなります。

 

3.パステルカラーを多用する

 

ほんわかさせておけば優しい印象になるよね、という意図を感じるのですが、本当に伝えたいメッセージがぼやけてしまって、読む気にならないことがしばしばあります。カラーリングにはメリハリが必要です。

 

他にもツッコミを入れたくなる“あるある”なデザインはたくさんあるのですが、主なものは上記の3つでしょうか。

 

やはり、「介護→福祉→ボランティア」という勘違いがまだまだ多く、それがこのような「毒にも薬にもならないデザイン」の氾濫を生んでいるのではと 思います。そして、そのようなデザインが、それを見る人に「介護→福祉→ボランティア」というイメージを抱かせる、という「負のスパイラル」になっている のです。

 

介護のイメージを変え、介護の地位を向上させるには、こういった草の根レベルの意識変革が必要だ、という「介護デザインプロジェクト」の思想がこういったところからもお分かりいただけると思います。

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